【2025 カレンダーの人気アイテム】 LP/デ・スーナーズ(DSwooners - リズム&ブルース天国/カルトGS

GSの教則盤的存在として知る人ぞ知るフィリピン出身の5人組バンド、デ・スーナーズのデビューアルバム。
ジャケのサイケ感もたまりませんが、内容も実に素晴らしい。
オリジナル・ソングはなく、全14曲カヴァーによって構成されていて、冒頭曲は「踊る!さ〇ま御殿!!」OPでお馴染みのR&Bスタンダード、Sam & Dave「Hold
On, Im Coming」をサイケのエッセンスが絶妙に加味した好アレンジ。A2は昔からのレパートリー(64年結成)だという「サニー」 彼らの持ち味が巧く盛り込まれた流石のカヴァーです。A3はブーガルー・ナンバーのThe Fantastic Johnny C.「Boo-Ga-Loo Down Broadway」をチョイス。A4はR&Bと言ったら避けては通れない、御大James BrownとBetty Jean Newsomeによる「Its A Mans Mans World」。A5は英国R&BバンドThe Foundationsの当時のヒット曲「Baby, Now That Ive Found You」を
早速取り上げています。A6は彼らが最も敬愛するアーティスト、Jimi Hendrixの
「Stone Free」。ちなみに「Fire」と「Purple Haze」も演っております。からのA7はProcol Harum
「A Whither Shade Of Pale」カヴァー。
B1のオリジナルはThe Isley Brothersですが、この年にHuman Beinzなる白人
グループがカヴァーしリバイバル・ヒットしており、それに肖った選曲と思われます。
ちなみにヴォーカルはグループのアイドルだったというドラマーのエディー(18歳)をフィーチャー。B2は日本におけるR&Bブームのきっかけとなった(らしい)The Temptations「My Girl」を、B3はEddie Floyd「Knock On Wood」、B4はGary Puckett & Union Gap「Woman, Woman」をそれぞれカヴァー。ラストはChris Kenner「Land Of A Thousand Dances」と、「ダンス天国」

Philips - FS-8019 [JPN 1968]
[jkt / EX+][dsc / EX+/EX+]

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