【2025年度カレンダ】LP エルピーカホン

定価22000円。
■カホンの入門者向けのエントリーモデルならLPA1331

LPA1331はソリッドハードウッド製の直方体の箱で、全面にはメーカー名のLPの文字が印象的なカホンです。低い音と高い音のバランスがよいことから、入門者向けのエントリーモデルとして利用されることが多い製品です。カホンは打面を叩いて音を出しますが、製品によっては調整ねじのないものもあります。しかし、LPA1331はペルースタイルを採用していてねじ止めされているので、このネジの調整によって音を調整することができます。またボディの底には大きなゴム足が装着されていて、演奏中に動かないように工夫されています。

■サイズにはバリエーションがあり、標準タイプは高さ約50cm

カホンの特徴を表すポイントはサイズ、響き線、材質です。ボディ全体で音を表現する打楽器全般に言えることですが、大きくなれば低音で迫力のある音を出すことができ、小さくなればクリアな高い音を出すことができます。そして標準サイズのカホンは高さが50cm前後、幅・奥行きは30cm前後のものです。このサイズは低音と高音のバランスが取れていて音のコントラストもはっきりとしているので、ビギナーの練習用としても適しています。携帯しやすいことから小さなサイズを選ぶ人もいますが、演奏のアクセントとして効果を発揮します。

■一見すると箱なのに叩けばドラムパターンの代わりとしても有効

カホンは知識のない人が見れば木の箱にしか見えませんが、使い道の多い打楽器です。材質はほとんどが木製で、メーカーや製品によって様々な木材で作られています。カホンは大きさだけでなく、素材によっても様々な音色を演出できます。バランスの良い音にこだわるのならビーチ材の製品が好まれていて、低い音にこだわる場合にはエボニーなどで作られた楽器を使用します。メイプル製のカホンなら温かみのある音を演出できます。大きさ・材質以外では、素材の厚みも音に影響を及ぼします。極端に言ってしまうと、楽器ごとに表現できる音色は違います。そのため、ビギナーのうちは、できるだけたくさんの種類のカホンを叩いてみることです。その中から、自分に心地よい音のするひとつを選ぶとよいでしょう。

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